リラックスタイムに良い飲み物といえば、みなさま何を思い浮かべるでしょうか。
人によって好みがあるので、それぞれリラックスタイムに定番のドリンクが存在すると思います。
しかし、中にはリラックスタイムに飲んでも良い飲み物、なるべく避けた方がいい飲み物が存在します。
この記事では、以下の3つのポイントについてご説明したいと思います。
- リラックスタイムにおすすめの5つの飲み物
- リラックスタイムには不向きな飲み物
- ドリンクを飲むタイミング
リラックスタイムを充実させたい、ストレスケアをしたいという方はぜひご覧ください。
リラックスタイムにおすすめの飲み物5選
リラックスタイムには、どんな飲み物を飲むと良いのか知りたいという方も少なくないでしょう。
たしかに、毎日の飲み物はなんとなく選んでしまうことも多いですよね。
こちらではおすすめのドリンク5選と、その理由について詳しく解説いたします。
温かいドリンク
いつも冷たいドリンクを飲んでいる方は、リラックスタイムに温かい飲み物を選んでみてはいかがでしょうか。
温かい飲み物を少しずつ飲むことで、体が温まりホッとした気分になると感じる方も多いようです。
それは、60°以上の温かい飲み物を摂取することで、気分を落ち着かせる副交感神経が優位になる可能性が示唆されていることが理由のひとつだと考えられます。
冷たい飲み物は爽やかでのど越しもよく飲みやすいのですが、体温を下げる効果があるため、大量に飲んだり、常飲していると体の冷えに繋がったりするのではないかと考えられています。
参考:アイススラリー摂取時の環境温度の違いが体温と主観的温度感覚に及ぼす影響
ハーブティが副交感神経活動へ及ぼす影響
温かい飲み物が苦手という場合は、まずは常温のドリンクから飲むと良いかもしれません。
ココア
寒い季節にお馴染みのココアですが、抗酸化作用が期待されるカカオポリフェノールの他にも、気持ちを落ち着ける作用が期待されるテオブロミンが配合されています。
参考:ココアに7つの健康効果 冷え解消や筋力アップにも|NIKKEI STYLE
良薬は口に美味し?恋にも健康にも効くチョコレートの驚異!|特集記事|元気通信|養命酒製造株式会社
ココアを飲む際に気を付けたいのが、ミルクココアではなくピュアココアを選ぶこと。
ミルクココアは乳製品や糖分がブレンドされた物なので、ピュアココアを使うとカロリーや糖分量が自分で調節できます。
ハーブティー・フレーバーティー
花やハーブをブレンドしたハーブティーやフレーバーティーも、リラックスタイムのお供として人気があります。
ハーブティと副交感神経の働きに関する研究では、以下のような指摘がなされていました。
研究協力者は白湯に比べ、ハーブティーのほうが香りたち、飲水期において本人の好む香りを十分に味わうことができたという。また白湯に比べ、ハーブティーの方が好ましく、快適であったと回答していた結果から研究協力者は白湯よりはハーブティーのような自分の好みの香りを嗅げる飲み物で、心理的にポジティブな感情が喚起されることが示された。
引用元:ハーブティが副交感神経活動へ及ぼす影響
つまり、自分の好きな香りの飲料を飲むことは、気分転換に役立つと言えるでしょう。
一方で、大手飲料メーカーが行った研究では、ジャスミン茶の香りで副交感神経の活動を高めるという結果が出ています。
この研究では、ジャスミンの香りを好まない群であっても、濃度を薄めると嗜好性に関係なく副交感神経の活動が促された点も興味深いですが、お花やハーブの香りが好きな方はハーブティーやフレーバーティーを積極的に取り入れても良いかもしれません。
参考:レポート06 ジャスミン茶の香りにリラックス効果~副交感神経活動を高めて、鎮静作用に寄与~ | 研究開発レポート| 研究開発 | 伊藤園
白湯
白湯は味の付いていないお湯で、熱湯ではなく大体50~60℃程度とされています。
暖かい白湯を少しずつ飲むことで体が内側から温まると、美容や健康に関心の高い人達から根強い人気があります。
何も入っていないのでカフェインが苦手な方や、寝る前に何か飲みたい時にもおすすめです。
体温が低い朝に飲む方も多く、レモンやスパイスを少し足すなどアレンジがしやすい点も魅力のひとつ。
アーユルヴェーダなどでは10分以上火にかけ続けて空気を含んだ白湯が良いとされていますが、ミネラルウォーターなど衛生的なお水であればそこまで気にしなくてもよいでしょう。
CBDオイルをブレンド
いつもの飲み物にCBDオイルをブレンドする方法も、ここ数年で広く注目されるようになりました。
最初からCBDが入ったドリンクも販売されていますが、CBDオイルを使えば自分で量や濃度を調節できますし、飲み物の種類を問いません。
CBD salon 想では通常のCBDオイルとMCTオイルのシリーズがあり、それぞれ2%と8%のオイルがお選びいただけます。
飲み物にCBDオイルを入れる方法や注意点については、こちらの記事で解説しております。
-
CBDオイルは苦手?コーヒーに入れて毎日の習慣に!
続きを見る
リラックスしたい時に避けた方が良い飲み物
気分をリラックスモードにしたい時、好みであっても飲まない方がいい飲み物もあります。
以下からご紹介するものは、リラックスに役立たないだけではなく健康を害する恐れもあるため、飲む量やタイミングには十分に注意してください。
エナジードリンク
カフェインと糖分がたっぷり入ったエナジードリンクは、気分を立ち上げたり、眠気を覚ましたりするために用いられるためリラックスタイムや寝る前には不向きです。
仕事などでどうしても寝てはいけない時、集中しなければならない時など、「どうしても」という時に使用するようにしましょう。
常飲したり大量に摂取したりすることで健康被害が出ると、世界的に問題になっています。
参考:エナジードリンクの健康リスク、特に若者に影響大の可能性 | Forbes JAPAN(フォーブス ジャパン)
度数の高い・大量のお酒
寝る前にアルコールを飲むと、眠りが浅くなり睡眠の質が落ちてしまいます。
また、寝酒として寝る前にアルコールを飲む習慣をつけてしまうと、アルコール性の不眠を引き起こす恐れもあります。
アルコール耐性は個人差がありますが、度数の高いお酒や大量の飲酒は眠りの質に影響する可能性が高いと考えられます。
お酒を楽しむことは悪くありませんが、休肝日を設けてほどほどに嗜むようにしましょう。
参考:飲酒と睡眠の関係
カフェインが含まれた物
コーヒーやお茶など、カフェインが含まれた飲み物は眠気が覚める作用があるため、リラックスしたい時にはあまり適しません。
とはいえ、香りや味に癒されるという方もいるはず。日中に一息つきたい時などにコーヒーやお茶を飲むのは良いですが、仕事後や夜寝る前は極力カフェイン入りの飲料を避けましょう。
最近はデカフェのコーヒーやお茶も増えてきているので、時間帯によって使い分けるのもおすすめです。
飲むタイミングはいつがいい?
リラックスしたい時におすすめの飲み物は、基本的には落ち着きたい気分の時に飲むものです。
ですが、飲むタイミングや時間帯に気を付けた方がいいものもあるので、注意点と合わせて見ていきましょう。
日中の気分をリフレッシュしたい時
仕事の合間や、ちょっとした空き時間など日中にちょっとリフレッシュしたい時にも飲み物は役立ちます。
慌ただしく忙しい時でも5~10分だけでも温かい飲み物をゆっくり飲むと、落ち着いて気分転換になるという方も多いはず。
お休みの日も、いつもより丁寧に入れたコーヒーやお茶があるだけでリラックスタイムはより充実しますよ。
夜寝る前
夜寝る前は十分に良い睡眠を取れるようにカフェインの入っていない優しい飲み物や、CBD
入りのドリンクがおすすめです。
リラックスするために間接照明だけにする・キャンドルやアロマを焚く・ゆったりとした音楽を流すなど、自分がくつろげる空間の中でお気に入りのドリンクを飲むとゆったりした気分になります。
なるべくスマホやパソコンの画面は見ないようにすることも、体をリラックスモードに切り替えるために役立ちます。
毎日の飲み物選びで上手に息抜きしよう
飲み物は単なる水分補給だけでなく、私たちの気分転換に役立つことが分かりました。
集中したい時、リラックスしたい時、皆で楽しみたい時、それぞれのシチュエーションに合った飲み物を選びましょう。
本記事でご紹介したようにリラックスしたい時も、日中と夜寝る前では適した飲み物も変わるので、時間帯によって複数の種類のドリンクを使い分けてみてはいかがでしょうか。