リフレッシュ作用や、質の高い眠りをサポートなど、多岐にわたる有用性が注目されているCBD。本記事では、CBDの「味」について解説していきます。
CBDに興味がある人の中には、「どんな味なの?まずかったらどうしよう」と、CBDの味のイメージができないという方もいるでしょう。中には、CBDの味が苦手という方もいますが、摂取方法や製品選びなど、工夫次第でCBD特有の風味を回避することは可能です。
- CBDオイルの味
- CBDがまずいときの対処法
ここからは、この2点についてご説明していきます。
CBDオイルはどんな味?
実際に、CBDオイルを摂取した方の中には、「青臭さがある」「苦い」など、味がまずいと感じる方も一定数います。
ただ、CBDそのものは無味無臭であると言われており、このような独特の風味を感じてしまう原因は、CBDオイルに含まれているキャリアオイルが要因である可能性が高いです。
キャリアオイルは、オリーブオイルやMCTオイル、ヘンプシードオイルなど、製品によってさまざまあります。CBDは親油性で、他のオイルと溶けやすいため、このようなオイルをベースに製品づくりされているのです。
とはいえ、できることならCBDのまずさは抑え、苦手意識を感じることなく手軽に摂取したいですよね。CBDがまずいと感じる方は、以下の対処法を参考にしてみてください。
CBDオイルがまずいと感じた時の対処法
CBDオイルがまずいと感じたとき、摂取方法や製品選びなどで工夫できる点は多くあります。5つのポイントをご紹介します。
他の食べ物や飲み物に混ぜる
CBDオイルは口内に直接垂らす舌下摂取が一般的な方法として知られています。しかし、CBDの風味がダイレクトに口の中に広がるので、味が気になる方は食べ物や飲み物に混ぜて摂取するのがいいでしょう。
例えば、
- コーヒーに数滴たらす
- サラダドレッシングと混ぜる
- ソースに加える
など、さまざまな使い方ができます。
食事と共にCBDオイルを飲むことで、CBDの風味が抑えられます。CBDオイルの風味が気になり、直接口に含むことに抵抗がある方は、このような使い方を検討してみてください。
ただ、調理法によっては、CBDの効力が損なわれてしまう場合もあるので注意が必要です。CBDは160℃~180℃の高温状態にさらされると効力を落としてしまうと言われています。揚げ物料理やそのほかの高温調理に加える際は、十分に注意しましょう。
フレーバー付きのCBDオイルを選ぶ
CBDオイル独特の風味が気になる方は、フレーバー付きの製品を選ぶのもいいでしょう。ライムやレモン、バラなど製品ごとにフレーバーはさまざまです。
口に含んだ瞬間フレーバーの香りが広がるので、CBD特有の味が緩和されます。自分好みのフレーバーを選んでみてください。
キャリアオイルを変えてみる
CBDオイルの味は、キャリアオイルが大きく影響しています。そのため、味が気になる方は、キャリアオイルをベースに製品選びをするといいかもしれません。
よく使用されるキャリアオイルの特徴を以下にまとめています。キャリアオイルそのものにも特徴があるため、自分が摂取後どんな変化を期待しているかで製品選びをするのもいいでしょう。
ヘンプシードオイル | ・オメガ3脂肪酸が豊富に含まれており、健康効果が期待されているオイル ・CBDオイルをヘンプシードオイルで作ることで、アントラージュ効果が期待できる ・青臭さを感じる風味 |
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MCTオイル | ・消化吸収がはやく脂肪として蓄積されにくいオイル ・疲労回復や持久力アップにも期待されている ・風味はほとんどない ・比較的安価なキャリアオイル ・高濃度のCBDオイルを作ることができる |
オリーブオイル | ・鉄分やビタミンK、ポリフェノールなど抗酸化作用のある物質を含んでいる ・高濃度のCBDオイルには適していない ・オリーブオイル特有の風味がある |
グレープシードオイル | ・ブドウの種から抽出されるオイル ・フルーティーな香りが特徴 ・抗酸化作用、抗炎症作用がある |
カプセル型のCBDを選ぶ
CBDオイルの風味が苦手な場合、カプセル型の製品を試すのもおすすめです。カプセル型のCBDオイルは、一般的なサプリメントのように噛まずに水で流し込むタイプの製品です。そのため、「オイルの風味や舌触りが苦手」「手軽に摂取したい」という方に適しているといえるでしょう。
一般的なCBDオイルの摂取方法は舌裏に直接垂らす舌下摂取である一方、カプセルタイプのCBDは経口摂取にあたります。経口摂取は舌下摂取に比べて、時間をかけて成分が吸収され、持続時間が長いという特徴があります。
この特徴も踏まえたうえで、摂取シーンを工夫してみるのもいいかもしれません。
アイソレート製品を選ぶ
国内で販売されているCBD製品は、主に「アイソレート」と「ブロードスペクトラム」に分類されます。
ブロードスペクトラムのCBDは、THC以外のヘンプ草の植物成分が含まれている種類のCBDのことです。
一方、アイソレートCBDは、配合成分のうちCBDが99%を占める純粋なCBD製品のこと。ブロードスペクトラムとは異なり、他の植物成分が取り除かれて抽出されています。
CBDアイソレートは、植物成分が数種類含まれているブロードスペクトラムと比べ、ほとんど匂いや味がないことが特徴です。そのため、CBDオイルの味が気になる方は、アイソレートCBDを選ぶのもひとつの対処法といえます。
自分好みの製品を見つけよう
CBDオイルは継続して飲むことで多くの有用性が期待できる成分です。CBDオイルがまずく、飲みにくいと感じるのなら、自分好みの製品を見つけるのがおすすめです。
昨今では、キャリアオイルや濃度、フレーバーなど、種類豊富なさまざまな製品が販売されています。自分に合った製品選びをし、CBDを日常に取り入れていきましょう。