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MCTオイルコーヒーの作り方・飲み方・バターなしでダイエット

2022年2月10日

MCTオイルコーヒーの作り方・飲み方・バターなしでダイエット

ダイエットで絶対に必要なこと、それは「継続」です。

では、なぜ継続することが難しいのか?

様々な理由がありますが、その一つに「手軽ではない」というものがあります。

毎日走り続ける、ジムに通い続ける、摂取カロリーを記録し続ける……。

もちろん、走り続けたり、ジムで筋トレを続けたりすることは、ダイエットだけではなく健康面でもメリットが大きいのですが、これまで運動の習慣がなかった方が、いきなり始めても続かない可能性が高いです。

最終的には運動も取り入れるとしても、最初はもっと手軽に、「継続」することを優先するのがダイエットの成功の秘訣とも言えます。

そこで今回は、手軽に始められて、「継続」しやすい、MCTオイルコーヒーを紹介します。

MCTオイルコーヒーの効果だけではなく、作り方や飲み方も紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

MCTオイルコーヒーとは?

MCTオイルコーヒーとは?

はじめに、MCTオイルのことを紹介します。

MCTとは、Medium Chain Triglyceride(ミディアム チェイン トリグリセリド)の略で、中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)のことになります。

このMCTオイルをコーヒーに混ぜたものがMCTオイルコーヒーです。

毎朝、または昼食後など、1日1杯、必ずコーヒーを飲まれる方は少なくないと思います。

必ず飲むコーヒーにMCTオイルを入れるだけでMCTオイルを摂取することができるので、ダイエットのために何かを作って食べたり、飲んだりする必要はありません。

もちろん、ダイエットのために新たに運動をはじめる必要もありません。

普段、コーヒーを飲む習慣がある方には、これほど手軽に始められ、続けやすいダイエットは他には無いのではないでしょうか。

MCTオイルコーヒーはダイエットに効果がある?

MCTオイルコーヒーはダイエットに効果がある?

MCTオイルコーヒーによるダイエットが、手軽に始められて、続けやすいというのは理解できたかと思いますが、問題はダイエットとして効果があるのか?

まず大前提として、MCTオイルは油になります。

油はダイエットの大敵と思われがちですが、たしかに油の過剰摂取はダイエットだけではなく、健康にもよくありません。

しかし、油を全く摂取しないのは不可能ですし、それこそ健康を害してしまいます。

そこで考えられたのが、「良質な油」を「適切な量」、摂取するというものです。

私達が日頃、よく口にする食用油の多くが、長鎖脂肪酸(ちょうさしぼうさん)でできており、消化吸収までにいくつものプロセスを経るため、体内に脂肪として蓄積されやすくなります。

一方、中鎖脂肪酸(ちゅうさしぼうさん)は、水になじみやすい特徴を持つため、長鎖脂肪酸に比べ、より速く分解・吸収され、体内に脂肪として蓄積されづらくなります。

同じ油なら、料理で使えばもっと効果的では?と思うかもしれませんが、実はMCTオイルは一般的な油よりも発火する温度が低いため、炒め物や揚げ物などの料理に向きません。

MCTオイルを効果的に摂取するには、サラダにかけたり、スムージーやスープなどに入れたりすることになります。

なかでもコーヒーは簡単に作ることができ、既にコーヒーを飲む習慣がある方には、MCTを最も効率よく摂取する方法になります。

普段、自宅でサラダやスムージーを作る習慣がない人が、MCTオイルを摂取するために作りはじめても、長続きしない可能性が高くなります。

まずは普段の生活習慣を変えないことが、ダイエットを「継続」する秘訣になります。

MCTオイルコーヒーの作り方

MCTオイルコーヒーの作り方

次に、MCTオイルコーヒーの作り方を紹介しますが、非常に簡単です。

<必要なもの>

  • コーヒー 1杯
  • MCTオイル 大さじ1杯
<作り方>

  1. コーヒーにMCTオイルを入れる
  2. よく混ぜる

以上です。

MCTオイルの量ですが、大さじ1杯では飲みづらいようでしたら、小さじ1杯からはじめてみてください。

バターなしでも大丈夫?

バターなしでも大丈夫?

バターを入れたMCTオイルコーヒーは「完全無欠コーヒー」と呼ばれています。

ここで1つ注意してほしいのが、MCTオイルに入れるバターはなんでもいいのかというと、そうではありません。

完全無欠コーヒーのバターは、「良質の無塩バター」または「ギー」である必要があります。

ギーとは、インドなどで使われるバターオイルの一種で、非常に栄養価が高いのが特徴です。

完全無欠コーヒーは、元々はアメリカの起業家、デイヴ・アスプリー氏の著書「シリコンバレー式 自分を変える最強の食事」で紹介されたもので、同書では無塩バターに「グラスフェッドバター」が紹介されています。

しかし、「グラスフェッドバター」は日本のスーパーでは取り扱いが少なく、一般的な無塩バターと比べても高価です。

ギーに関しても同じで、日本のスーパーでは取り扱いが少ないのが現状です。

たしかに、バターを入れることでMCTオイルコーヒーが飲みやすくなるというメリットはあるのですが、材料を入手するのが困難では、とても手軽とは言えません。

ダイエットで大事なことは「継続」です。

MCTオイルコーヒーの一番のメリットは手軽で続けやすいことなので、「グラスフェッドバター」や「ギー」が簡単に入手できないようでしたら、バターなしのMCTオイルコーヒーでも全く問題ありません。

大事なことは「継続」することです。

「これなら続けられる」という方法で、はじめてみてください。

MCTコーヒーの飲み方

MCTコーヒーの飲み方

最後に、MCTコーヒーの飲み方を紹介します。

朝に飲むのがおすすめ

まず、MCTオイルコーヒーを飲む時間帯ですが、ダイエットが目的でしたら朝を推奨します。

MCTオイルはエネルギーになりやすく、脂肪として蓄積されにくいという特性があります。

この特性を活かし、糖質に変わるエネルギー源として注目されていますが、MCTオイルコーヒーを朝に飲むことで、ダイエット中に起こりやすいエネルギー不足を予防することに期待できます。

また、朝食の糖質を抑えたり、朝食の置き換えでMCTオイルコーヒーを飲んだりすれば、より効果が高まりますが、無理をして続かなければ意味がありません。

最初は普段飲んでいる朝のコーヒーにMCTオイルを混ぜ、無理なくはじめてみましょう。

夜に飲むのは避けたほうがよい

次に、飲むのを避けたほうがよい時間帯は、就寝前などの夜になります。

いくらエネルギーになりやすいMCTオイルでも、就寝前の時間帯に摂取すると、エネルギーとして消費されず蓄積してしまう可能性があります。

また、コーヒーのカフェインも就寝前に摂取することで眠れなくなる可能性があります。

このような理由から、MCTコーヒーを夜に飲むのは控えるのがよいでしょう。

飲みすぎはNG

MCTコーヒーの飲む量ですが、MCTオイルは良質な油ではありますが、やはり油であることに変わりはありません。

過剰に摂取すれば、それだけ摂取カロリーが増えることになりますし、過剰に油を摂取したことでお腹が緩んだりする可能性もあります。

最初は1日1杯からはじめることをおすすめします。

慣れてくればそれ以上に飲んでも構いませんが、それでも1日3〜5杯に抑えるのがよいでしょう。

忘れてはいけないのが、MCTオイルは油であることには変わらないので、過剰に摂取することは控えてください。

MCTオイルコーヒーの1日の目安であり、MCTオイルを入れない普通のコーヒーの目安ではありません。

MCTオイルコーヒーで無理なくダイエットを続けよう

MCTオイルコーヒーで無理なくダイエットを続けよう

MCTオイルコーヒーの効果と、作り方や飲み方を紹介しました。

ダイエットに大事なことは「継続」で、MCTオイルコーヒーは継続のしやすいダイエット法になります。

入手困難なバターを入れる必要もありませんし、新たに運動をはじめたり、何かを作って飲んだりする必要もありません。

材料もコーヒーとMCTオイルのみなので、すぐにはじめられます。

継続することで、きっと望んだ結果を得られると思いますので、ぜひ挑戦してみてください。