MCT

MCTオイルの正しい使い方|ダイエット効果を最大限発揮するには

2022年1月27日

ダイエットのサポートや栄養補給として注目されているMCTオイル。美・健康意識が高い人の間で人気ですが、どう使いこなすべきか分からないという方も多いのではないでしょうか。

本記事では、MCTオイルを飲むタイミングやMCTオイルと食事の掛け合わせ例、ダイエットに効果的な使い方、などを解説していきます。MCTオイルについて知りたい方はもちろん、ダイエットをしたいという方もぜひ参考にしてみてください。

MCTオイルの使い方

MCTオイルは食用オイルに分類されますが、一般的なオリーブオイルやサラダ油などとは使用方法が異なります。MCTオイルの力を存分に発揮できるよう、正しい使い方を見ていきましょう。

食事・ドリンクにプラス

普段の食事や飲み物にMCTオイルを加える方法です。例えば、コーヒー、プロテインドリンク、ドレッシング、味噌汁、スープ、など、食事やドリンクに加えることで手軽に摂取できます。「オイルを加えると風味が損なわれるのでは?」と心配される方もいるかと思いますが、MCTオイルは無味無臭かつ粘り気も少ないオイル。風味を損なうことなく食事を楽しめます

直接口に含む

直接口に含む使い方もあります。ただ、こちらの方法はオイルの風味をダイレクトに感じてしまうので、苦手に感じる方もいるでしょう。より気軽に摂取したいのであれば、上記のように食事に加える方法がおすすめです。

注意点:加熱調理には使用しないこと

MCTオイルは揚げ物や炒め物に使用すると、煙が出たり、泡立ちがおきたりと危険です。味噌汁やスープなど、加熱された食事に使用するのはいいですが、調理の過程では使わないようにしましょう。

MCTオイルはいつ飲むのがいい?

MCTオイルには基本的にいつ飲むべきという決まりはありません。朝・昼・夜と毎度の食事に分けて摂取してもいいですし、朝だけ、夜だけと一度のタイミングで摂取しても問題ありません。

ただ、MCTオイルは「エネルギーに変換されるスピードが速い」という特徴をもつため、ダイエット目的であれば、活動的にエネルギーを消費する朝もしくは昼に飲むのがおすすめです。夜に飲んでもNGではありませんが、寝ている間に使われなかったエネルギーが体脂肪として蓄積されてしまう恐れがあるため、寝る直前などは避けた方がいいでしょう。

1日の摂取目安量は小さじ1杯(5g)~大さじ1,2杯(30g)ほど。ひとりひとり体質や消化吸収のペースが異なるため、一概に量は指定できません。胃に負担をかけないよう、初心者の方はまず少量から試すのがベターです。

MCTオイルは何に混ぜるのがおすすめ?

他の食用オイルとは異なり、無味無臭でさらさらしているMCTオイルは食事やドリンクにプラスして手軽に取り入れることができます。ここでは、おすすめの掛け合わせ例をご紹介していきます。

コーヒー×MCTオイル

コーヒーにMCTオイルを混ぜたMCTオイルコーヒーは手軽にMCTオイルを摂れる方法のひとつ。その中でも、コーヒーにMCTオイルとバターを混ぜて作られる「完全無欠コーヒー」は、ダイエットや日中のパフォーマンス力アップに期待できると、一時期海外セレブの間でも話題になりました。

作り方はいたって簡単です。
① コーヒーにMCTオイルを大さじ1杯~2杯と、良縁の無塩バターまたはギ―大さじ1杯~2杯を加える
② ブレンダーなどを使ってしっかり撹拌し、乳化させる
参考(『シリコンバレー式 自分を変える最強の食事』より)

コーヒーに含まれるポリフェノールとMCTオイルの掛け合わせで、血糖値の急激な上昇による空腹感を防ぎ、集中力アップをサポートすると言われています。

MCTオイル×納豆

納豆に含まれているレシチンと呼ばれる栄養素は、MCTオイルの吸収をサポートすると言われています。納豆のみでも栄養素は十分ですが、MCTオイルを加えることでさらなる相乗効果が期待できるのです。

また、MCTオイルはレシチンと一緒に摂取することにより、吸収をサポートし、胃の負担をおさえると言われています。そのため、MCTオイル初心者にもこの組み合わせはおすすめです。

サラダ×MCTオイル

サラダのドレッシングにオイルを混ぜたり、ドレッシング代わりにオイルを使用したり、サラダと合わせて摂る方法もおすすめです。ドレッシングはオイルベースなので、MCTオイルと混ぜ合わせても味を損ないにくいというメリットがあります。
MCTオイルが配合された状態のドレッシングも販売されているので、気になる方はチェックしてみてください。

ダイエット効果を高めるMCTオイルの使い方

ここからは、ダイエットに効果的なMCTオイルの使い方を3つのポイントからご紹介します。

日中に飲む

MCTオイルは効率よく消化・吸収されるため、エネルギーに変換されるスピードが速いという特徴があります。そのため、活動的にエネルギーを消費する時間帯に飲むのがダイエットには効果的です。朝もしくは昼の時間帯に飲み、エネルギー消費を促しましょう。

糖質制限も共におこなう

MCTオイルはダイエットをサポートする力がありますが、ただオイルを取り入れるだけではあまり意味がありません。MCTオイルを飲むときは、糖質制限もする必要があるのです。

糖質は脂質に比べて消化吸収が速いという特徴があります。私たちの体は糖質からエネルギー変換しようとするので、糖質をとりすぎてしまうと、MCTオイルの出番がなくなってしまいます。

そのため、MCTオイルを用いたダイエットをする際には、糖質の量を制限する代わりに、タンパク質や脂質を多くとることで、エネルギー消費と脂肪燃焼を促すことが大切。最大限のダイエット効果を感じるためには、普段の食事にも気を配る必要があります。

トレーニング前に摂取する

トレーニング前に摂取することで、MCTオイルをエネルギー源とし、脂肪燃焼を助けます。

プロテインドリンクに混ぜて飲むのもおすすめです。

CBD配合のMCTオイルもある

MCTオイルは普段の食事にプラスするだけの手軽さがポイント。消化・吸収されやすく、エネルギー消費のスピードが速いという特徴から、特にダイエット目的の方にとっては、理想的な成分です。

MCTオイルは昨今さまざまな商品が販売されていますが、CBDが配合されているMCTオイルがあることはご存じでしょうか。植物由来の成分であるCBDは、良い眠りのサポートや気分をリフレッシュさせる力があり、MCTオイルと同様に話題をあつめている成分です。MCTとCBDの両方の力を得られるCBD配合のMCTオイルもぜひチェックしてみてください。