CBDオイルなどのCBD製品を調べると、「効果がない」「効きすぎる」など反対の意見が出てくることがありますよね。
これからCBDを始めようとお考えの方にとっては、効果がない時や効きすぎる時はどうしたらいいのか分かりにくいかもしれません。
本記事では、
- CBDオイルの効果がない原因3選
- CBDオイルの効果がない時の対処法
- CBDオイルの効果がどれくらい続くか
- 効きすぎる時の原因
- 効きすぎる時の対処法
について詳しく解説いたします。
CBD・CBDオイルを使っても効果がない3つの原因
CBDオイルやCBD製品を使ったのに効果が感じられない時、以下でご紹介する3つの理由が原因かもしれません。
それぞれの理由について詳しく解説しておりますので、あてはまる要素があるか見ていきましょう。
CBDオイルの量や濃度が足りない
CBDオイルは濃度によって1回あたりの摂取量の目安が異なるだけでなく、人によっても最適な量や濃度が異なります。
人それぞれ体格が違うので身長や体重の数値が大きいほど1回の摂取量を増やした方が効果を感じやすくなる傾向があります。
また、同じ身長・体重だったとしても個人によって代謝効率が違いますし、その日の体調によっても効果が変わることもあるでしょう。
いつもより効果が感じにくい……と感じる時は、1度に摂取するCBDオイルが少なかったり、濃度が十分でない可能性があります。
CBDオイルがアイソレートタイプ
CBD単一成分のCBDオイルだと、釣鐘容量反応により使い続けていると効果を感じにくくなることがあるようです。
99.9%CBDでできたアイソレートタイプのCBDオイルは、一見純度が高く効果も高そうに思えます。
しかし、ある程度までは効果を感じたとしても一定量を越えたら容量ごとの効率が下がるとされており、データグラフの形から釣鐘効果と呼ばれています。
製品に合った使い方をしていない
CBDオイル・リキッド・パウダー・ワックスなど、様々なタイプのCBD製品がありますが、誤った使用法だとそれぞれの特性が発揮できません。
たとえば、CBDオイルをVAPEなどに入れるなど、本来の用途とは異なる使い方をすると効果を感じにくい上に器具が故障する恐れもあります。
CBD・CBDオイルを使っても効果がない時の対処法
CBD製品やCBDオイルを使っても効果がない時、以下でご紹介する対処法で体感が変わる可能性があります。
一度に取るCBDオイルを増やす/濃度を上げる
効果を感じにくい場合は摂取するCBDオイルの量を増やすか、より濃度の高いCBDオイルを試すのも方法のひとつです。
1度の摂取量を増やすか、1日の中での摂取回数を増やすのもよいでしょう。
CBDオイルの濃度を上げる場合はいきなり大幅に高濃度の製品に切り替えるのではなく、段階的に濃度を上げる方法をおすすめします。
ブロードスペクトラムのCBD製品を試す
アイソレートタイプのCBDオイルを使っていて効果がないと感じる場合、ブロードスペクトラムの製品を試すと実感しやすくなる可能性があります。
CBDオイルはフルスペクトラム・ブロードスペクトラム・アイソレートの3種類に分けられ、それぞれ含まれている成分が異なります。
CBDオイルの種類 | 含まれる成分 | 特徴 |
---|---|---|
フルスペクトラム | CBDやTHCを含む大麻草の全ての成分(カンナビノイドやビタミンなど) | 麻の全ての成分が残っていて相乗効果が期待されるが、THCも含まれているので日本では違法 |
ブロードスペクトラム | 大麻草に含まれるTHC以外の成分(カンナビドやビタミンなど) | THC以外の成分によるアントラージュ効果が期待され、ナチュラルな風味も残る。 |
アイソレート | CBD単体 | 麻独特な香りがしないので使い安いが、アントラージュ効果は発揮されない |
フルスペクトラムはCBDの他のカンナビノイドや体内での作用を助けるテルペンなど、大麻に含まれる全ての成分が残った状態のものを指します。
精神に作用するTHCも含まれるため、日本では取り扱えません。
アントラージュ効果が期待できるCBDオイルを購入したい方は、ブロードスペクトラムの製品がおすすめです。
CBD Salon 想では、デンマーク産のオーガニック原料を使ったテルペンが豊富なブロードスペクトラムのCBDオイルを取り揃えております。
使い方や製品を見直してみる
CBDオイルの効果が感じられない時は、正しい使い方ができているか見直してみるのもおすすめです。
たとえば舌下摂取をする時にCBDオイルをすぐ飲みこんだり、摂取後すぐ飲食をしたりしていませんか?
普段の使い方を振り返ってみると、意外なところに改善のヒントが隠れているかもしれません。
あるいは、製品自体に問題がある可能性もあります。
表示されているよりもCBD濃度が低かったり、粗悪な環境で製造された製品も残念ながら少なからず存在するようです。
購入する際は濃度や値段だけではなく、どんな会社が製造しているのかもよく確認しましょう。
CBDが効きすぎる原因
CBDは、人によっては効きすぎると感じるケースもあるようです。
その理由についてどんなものがあるか見ていきましょう。
体質によるもの
そんなにたくさん摂取していないのにCBDが効きすぎる場合は、体質による影響が考えられます。
元々の体質や生活習慣によっても効果が変わると考えられますので、効果が強いと感じたら量を調節してみましょう。
濃度が高すぎる
CBDオイルは濃度が高いほど効果的というわけではなく、人それぞれに合ったものを使うことが大切です。
コスパを考えて初めから高濃度のCBDオイルを使うと効きすぎる恐れもありますし、麻の独特な風味を強く感じてCBDオイル自体が苦手になるかもしれません。
摂取量が多すぎる
CBD自体は大量摂取しても健康に深刻な影響はないと考えられていますが、一時的に眠気や食欲減退などのマイナスの作用をもたらす可能性も指摘されています。
また、CBDオイルはCBDとキャリアオイルを合わせたものなので、あまりに大量に摂取すると単純に油分過多でお腹の調子が悪くなることもあるかもしれません。
1回あたりの適量が分からないという場合は、カプセルタイプもおすすめです。
CBDが効きすぎた時の対処法
CBDが効きすぎた場合はそのまま摂取せずに、これからご紹介する対処法を試してみてください。
摂取を中断してみる
CBDが効きすぎたと感じたら、一度摂取を中断してみましょう。
継続してCBDオイルを使いたい場合は、1週間程度期間を空けてから少量ずつ摂取することをおすすめします。
摂取を中断しても体調が優れない場合は早めに医療機関を受診してください。
体質的に合わないと思ったら無理に摂取をしないことも大切です。
一度の量を減らす
メーカーが推奨している量を摂ったのに効きすぎる場合は、一回あたりの摂取量を減らしましょう。
少し強く感じた程度であれば7~8割くらい、かなり効いたという実感があれば半分程度まで減らすなど、効果を感じた度合いに合わせて調節してください。
低濃度のオイルに切り替える
標準~高濃度のCBDオイルを利用していて「効きすぎる」と感じた場合は、低濃度のCBDオイルに切り替えてみてください。
標準的な濃度が5~6%くらいだとされているので、CBDオイルが効きすぎる方はこれ以下の濃度を試してみましょう。
CBD Salon 想では、CBDが効きすぎる方や初めての方でも使いやすい2%の低濃度オイルもご用意しております。
ナチュラルなテイストのベーシックなものと、キャリアオイルにオーガニックMCTオイルを使ったものからお好きなCBDオイルがお選びいただけます。
時間帯を変える
CBDオイルの効果が強すぎると感じる場合は、日中ではなく夜に摂取するなど利用する時間帯を変えてみましょう。
CBDはリフレッシュ作用が期待されている成分ですので、人によっては仕事や学校など活発に活動する時間帯に向かない可能性があります。
これらの作用が出すぎる場合は、摂取する時間帯を夜や寝る前などに変えるとちょうどいいかもしれません。
自分に合った摂取量やタイミングでCBDの利用を
CBDオイルやCBD製品の効果は、人によって感じ方が様々です。
- CBDオイルの効果は濃度や摂取量の他に個人の体質にも左右される
- アイソレートよりも相乗効果が期待されるブロードスペクトラムのCBDオイルがおすすめ
- 効きすぎた場合は摂取量や濃度を調節するか、一度摂取を中断してみる
上記3点が本記事のポイントでした。
効果がないと感じた方も効きすぎると感じた方も、本記事でご紹介した点を意識しながら、ご自分にあった摂取量やタイミングを探してみてください。