CBDオイルやCBD入り食品の人気が高まるにつれ、ペットにもCBDをあげたいと考える飼い主さんも増えてきているようです。
しかし、人間よりも小さな犬や猫にCBDオイルをどれくらいあげたらいいのか、そもそもペットも口にしていいのか悩まれている方も少なくないはず。
この記事では、CBDをペットにあげる際の安全性やペットに与えるCBD製品のポイントなどについて解説いたします。
CBDオイルをペットが口にしてもリスクはない?
まず気になるのが、CBDオイルをペットや動物が口にした時の安全性でしょう。
結論から言うと、犬・猫・馬などの哺乳類動物であれば人間のようにCBDが体に適用する可能性が高いと考えられています。
人間を含めた哺乳類の体内には内因性カンナビノイドシステム(ECS)が備わっており、細胞同士の神経伝達のバランスを取る働きがあります。
哺乳類の脳内には元々マリファナに似た働きをする物質(内因性カンナビノイド)が存在しECSとして作用することで、脳内で情報伝達や様々な生理機能発達に影響すると2010年4月理化学研究所が研究結果を明らかにしました。
しかし、
- 外部の強いストレス
- 加齢
- ホルモンバランスの乱れ
- 栄養障害
などによって内因性カンナビノイドの働きが弱り、「カンナビノイド欠乏症 」になる可能性が指摘されています。
CBDがリフレッシュ作用があるとされているのは、CBD(カンナビジオール)がカンナビノイド受容体に取り込まれ、 内因性カンナビノイドに似ている働きをするからだと考えられます。
犬・猫・ねずみ・馬などの哺乳類にもカンナビノイド受容体は存在するので、CBD自体が毒になり、ペットの健康を脅かす可能性は低いと言えるでしょう。
ただ体積が小さい動物の場合、必要な摂取量は人間よりも微量となります。
ペットにCBDオイルを与えたり、皮膚に塗る際は量や濃度に十分注意してください。
ペット用CBDオイルやCBD入りのフードも多く販売されている
近年、CBDの注目度が上がるにつれて、ペット用CBDグッズも多く販売されるようになりました。
- ペット用CBDオイル
- CBD入りのペット用フードやおやつ
- 保湿用ジェル/クリーム
などがあり、CBDオイルは犬や猫でも口にしやすいようにチキンの香りが付けられているものもあります。
特に犬には皮膚にもカンナビノイド受容体がある のでオイルやクリームなどを塗るのも、効率的な摂取方法です。
CBD入りのおやつや食品を与える場合は必ずペット専用のものを選んでください。人間用のCBD食品にはペットが苦手なチョコレート・砂糖・キシリトールなどが含まれていることが多いので、故意に食べさせたり、誤飲しそうな場所に放置することは避けてください。
そもそもフードやおやつは好みがあるので、最初は匂いが薄いオイルを少しいつものフードに混ぜるなどの方がよいかもしれません。
ペットへのCBDは研究途中
肝心のCBDとペットの研究については、現在研究が進められている途中です。
アメリカの厚生労働省に該当するUSFDA(米国食品医薬品局)では、ペット向けの医薬品・食品・添加物としてCBDはまだ認められていません。
この事実は、「CBD=ペットに毒」というわけではなく、まだ調査段階であることを意味すると思われます。
飼料用サプリメントとしてフランスやオランダで販売されている製品 や、ドイツでホメオパシー動物用医薬品として認可された製品もあります。
小規模の研究データだけでなく、より大規模なエビデンスが得られれば今後FDAに認可される可能性はあるでしょう。
痛みを軽減するデータもあるが過信は禁物
現在、国際的に動物へのCBD投与による症状の変化の研究が進められています。
- 痛みの軽減
- てんかん治療
- 馬の関節炎
- 不安状態の緩和/減少
- 神経への影響
- 炎症
- 糖尿病
参考資料:Non-psychotropic plant cannabinoids: new therapeutic opportunities from an ancient herb
ただ、これらは網羅的研究ではないため、自己判断でペットの治療を行わず「病気かも」と思ったら早めに動物病院を受診しましょう。
ペットにCBDオイルを与える場合、健康食品として適切な治療や食事の補助としてお考えください。
愛犬・愛猫にCBDオイルを活用するなら品質にこだわったものを
CBDオイルを愛犬・愛猫に活用する場合、品質にこだわったものを選びましょう。
CBDの原料である麻は土壌に含まれている物質を吸収しながら成長するため、生育環境がとても重要です。
「CBD Salon 想」のCBDオイルは厳選したデンマーク産の原料を使用しています。
オーガニック認定された土地で育てられ、CO2超臨界抽出という方法でCBDを抽出しています。
CO2超臨界抽出は従来の抽出方法のように、エタノール・ブタン・アセトンなどの有機溶媒を使用しないため、安全性が高いのが特徴です。
ナチュラルなCBDオイルの他にも、MCTオイル入りのCBD特有の匂いが気になりにくいプロダクトもご用意しており、嗅覚が敏感な愛犬・愛猫のヘルスケアにCBDオイルを取り入れたいという方にもおすすめです。
まとめ
ペットが犬、猫など哺乳類であればカンナビノイド受容体があるので、人間と同じようにCBD摂取によるリフレッシュ、落ち着き感が期待されています。
CBDオイルをペットに経口で与えたり皮膚に塗布する場合、体格に応じてまずは低用量のオイルを少しずつ利用しましょう。
安心してCBDオイルをペットのヘルスケアに活用したいなら、「CBD Salon 想」CBDオイルのように、生産から加工までこだわった高品質な製品をお選びください。